噛み合わせと顔のゆがみについて

顔のゆがみやかみ合わせについて参考になる記事がありました。


ちょっとどうかなというところもありますが全体としてわかりやすいと思うので掲載します。

ちなみに私は顔や頭蓋骨も大切ですが全身のバランスが大事だと思っています。

基本足腰がしっかりしていないと上半身は歪んできます。

似たようなことが書いてあるので読んでみてください。


みなさん、こんにちは! お悩み女子連載でお馴染みの、たちばなりょうこでございます。このコーナーは数多くの女性たちのお悩みに触れてきたりょうこが、今注目の専門家をゲストにお迎えし、内面から輝く本物の女性になるための様々なメソッドを詳しくお聴きしていく企画です。

 今回は全国からお客様が通われるほど確かな技術で定評のある、整体のスペシャリスト、中根忍先生をお呼びしました! 中根先生はりょうこがどこへ行っても治らず、7年苦しんだ頭痛と首痛、めまいをいとも簡単に改善へと導いてくれた恩人☆

 もちろん自分自身の心を変化させたことで改善できた面もありますが、こうして元気に動けるようになれたのは、先生の高い技術と日常生活の指導がキッカケであることは間違いありません。

 多くの女性たちの体の悩みを解決してきた中根先生によれば、顔や全身のゆがみ・不調は、「頭がい骨のズレ・ゆがみ」、さらに大元をたどると、「歯のかみ合わせの不具合」に原因があると言います。

 歯のかみ合わせに不具合があることで、顔を含めた「頭がい骨」にズレやゆがみが生じ、結果的に体全体がゆがんでしまうらしいのです。

 たとえば、顔に関して言うと、ゆがみやたるみ、しわの原因になったり……。その他、頭痛や首痛、肩こり、腰痛、慢性疲労、倦怠感、集中力の低下といった不定愁訴も引き起こすそう。

 心当たりある方、こりゃ見過ごせませんよね!

 みなさまのさらなる美顔と不定愁訴改善のためにも、日常生活でできる「ズレやゆがみの予防」と「改善法」について、2回にわたってたっぷりとご紹介いたします! ぜひぜひご覧くださいませ〜!

●ゆがみと不調の根本原因は、「歯のかみ合わせ」にある!?

りょ:中根先生に初めて診てもらったのは確か5年前ぐらいですよね。頭痛、首痛、めまい、頭がボーっとする、顔も肌もボロボロのお見苦しい状態でしたが、先生に即座に苦痛をほどいていただいて、現代の救世主現る! と感動したのを覚えています。あのときの感謝は今でも忘れておりません。

中根:そ、そんな風に言っていただいて、私もこの仕事をやってきた甲斐があります! りょうこさん、本当におつらい状態でしたもんね。

りょ:はい〜。これらの不調は首とか骨盤がゆがんでいるからか? と想像していたのですが、実は原因は「頭がい骨のズレ・ゆがみ」、そして元をたどると「歯のかみ合わせ」にあったとは驚きでした。要は、頭周辺のゆがみが、顔や全身のゆがみに大きく影響する、というわけなんですよね!

中根:そうなんです。人間の頭がい骨は大きく分けて、脳頭蓋と顔面頭蓋がありまして、骨の各パーツが「縫合」で組み合わさって出来ているんですね(顎関節を除く)。大切な脳を守るために丈夫ではありますが、同時に衝撃を分散できる仕組みになっています。

 特に内側から生じる衝撃力、つまり「食べる行為による力」をうまく分散できる仕組みになっているんです。

 頭がい骨は、呼吸をするだけでもそれに合わせて縫合部で微動していると言われ、食いしばるだけでも動いてしまうほど、とても繊細かつ巧妙に出来ているんですよ。

りょ:いや〜頭がい骨ってそんなに繊細に動くものだったんですね! そもそも動かなければ、ゆがまないのになぁ……。

中根:いえいえ、逆に動かないと身体の機能が正常に働かないので、動いてOKなんですが、だからこそ「会話・呼吸・咀嚼」という行為に関わる頭がい骨は、ズレやゆがみを生じやすいと言えるんですね。

 そのズレやゆがみは、筋膜の繋がり(筋膜リレーション)を通じて、頸椎、胸椎、腰椎、仙骨、ひいては足先や足裏まで全身に伝わり、神経を圧迫して痛みや不調を招くこともあります。

 つまり、「頭がい骨のズレ・ゆがみが全身を支配している」と言えます。

 その逆もしかりで、たとえば足、腕、首、肩、腰など他の部分のゆがみを、頭がい骨をゆがませることによってバランスもとっています。

りょ:ほほう、そうなんですか! いずれにしても、頭がい骨は「人間の要」なのですね! しかもその中には重要な指令機能である「脳」も入っているので、大事にしないといかんですね。

中根:はい、まさしく。脳から、背骨にある脊髄を通って「脳脊髄液」が流れているのですが、頭がい骨や首、背骨がゆがむと、その「脳脊髄液」の流れも圧迫されて滞り、自律神経がうまく働かなくなります。

 すると、頭がボーっとして働かなくなったり、身体が重だるくなったり、めまいや睡眠障害、内臓機能の低下など様々な不定愁訴が出てきてしまうんです。

 それにゆがみによって血流やリンパの流れも滞るので、全身に酸素や栄養が行き渡りにくくなり、新陳代謝に影響が出ます。それも慢性疲労や倦怠感、老化など様々な不調の原因になります。

りょ:うぉ〜そもそも頭がゆがんでいたから、痛みと疲労が半端なかったのですね! 脳脊髄液も、血流もリンパも、全般的に滞りありそうですもん。

 ただ、頭がゆがむ、そもそもの原因は「歯のかみ合わせ」も大きく影響しているんですよね?

●歯のかみ合わせの不具合から生じる「負の方程式」

中根:そうなんです! 私自身、実は以前に歯列矯正をした後から、顎関節症や頭痛、そして顔のゆがみも出てきてしまいまして。

 本場アメリカのカイロドクターに「顔のゆがみは誰にも治せないもの」と言われましたが、原因は明らかに歯列矯正によるものだとわかっていたので、「絶対に治す方法はあるはず!」と思い、整体の勉強を基礎から始めたんです。それがこの道に入るキッカケなんですけどね。

りょ:先生、以前はNYで米国公認会計士として活躍されていたんですもんね。その華麗なるキャリアを捨てて、この世界にゼロから足を踏み入れられた強い熱意と信念に頭が下がります。

 それにしても、歯のかみ合わせの不具合から、顔のゆがみや様々な不調にまで発展するんですね。

中根:はい。たとえば、その人がもともと持つかみ合わせの不具合や舌の癖であったり、抜歯後の放置や歯科治療・歯列矯正の失敗などによって、歯の上下の当たり方に左右差が出てきてしまうんですね。

 すると、かむたびに上下の歯の当たるところに力の偏りが出てきてしまうので、筋バランスに左右差が生じるだけでなく、その衝撃(かむことで生じた力)が骨伝導でも伝わり、結果的に頭がい骨や顔の骨にズレ・ゆがみが生じてきてしまうのです。

りょ:なるほど〜。だから、かみ合わせが悪いと顔の骨が片方にズレて、皮膚もそれに引っ張られて片側にゆがんでいくわけですね……。

中根:そうですね。あとは、テントの骨組みを想像してもらうとわかるのですが、その骨組みがちょっと倒れていた場合、上に乗っかっているテントの布自体もたるみが出来ますよね? それと同じように顔の骨がズレると、皮膚も引っ張られてたるみやしわが出てくるのです。

 と同時に、骨がゆがんでいることで皮膚の血流も悪くなりますので、栄養や酸素の供給も悪化して新陳代謝が落ち、肌のくすみなど老化も進んでしまうんですね。

りょ:あちゃ〜。「歯のかみ合わせの不具合」からの〜「頭がい骨&顔の骨のズレ」からの〜「顔や全身のゆがみ&老化」へとつながるのですね。まるで負の方程式です(泣)。

中根:かみ合わせはかなり重要なので、もし気になるのであれば、まず頭がい骨を含めた全身を調整し、ゆがみを改善してから、歯医者さんにかみ合わせの調整をしてもらうのが良いですね。というのも、頭がい骨がひどくゆがんでいる状態でかみ合わせを調整すると、不具合が生じる可能性があるからです。

 それから、普段の生活でも、頭や顔がひどくゆがんだりしないように、ご自分で予防できると尚良いですね。

りょ:え? 自分でゆがみを予防する方法ってあるんですか! それはぜひ知りたいです!

中根:そもそも頭がい骨がズレたり、ゆがみやすい人というのは、無意識に「食いしばっている」ことが多いのですね。なので、食べるとき以外は、上下の歯は「触れないように離しておく」というのを意識することが大切です。

 かみあわせが多少悪くても、口に食べ物が入っている時は、まだ歯への衝撃は少ないのですが、仕事で集中している時や寝ている時などに無意識に食いしばって、かんでしまっている人が多いのです。

りょ:わかります〜! 私、締め切りが重なってテンパっているとき、ふと気づくと、かみしめていることあります。

 あと、夜中に歯ぎしりしてるときもあって、夫に「カエルの鳴き声かと思ったら、キミの歯ぎしりだった」とドライに指摘されたことあります(部屋にカエルがいるかー!)。そういうときはたいてい、忙しくてストレスを抱えているんですよね〜(苦笑)。

中根:ストレスで食いしばってしまうケースは多いですよ! なので、自分を追い込み過ぎたり、キャパ以上の仕事や用事を抱えたりして、ストレスを抱え込まないことが大切です。

 そして、仕事や作業中に力が入り過ぎて、食いしばっていないかどうかチェックをしたり、普段から「食事中以外は上下の歯が当たらないように」心がけることが必要なのです。そのやり方のコツをお教えしますね!

●日常生活で気を付けたい! ズレやゆがみの予防法

中根:上下の歯が当たっていると、かみ合わせがさらに狂ってきたり、頭・顔もゆがんでいきますので、食事中以外は歯と歯が当たらないように舌を使って浮かせていただきたいんですね。

 具体的にどうするかと言いますと、舌全体をぐっと持ち上げて、上の前歯の歯茎の少し奥に位置する“へこみ”部分に置くんです(舌の先端で上の歯茎をたどっていくと突出部分があり、その奥にへこみ部分がある)。ここが「舌のお部屋」だと思って、定位置にするようにしてみてください。すると、上と下の歯の間に空間が生まれて、当たらなくなります。

りょ:これ、慣れないとめっちゃ違和感ありますね〜(笑)。しかも、このスタイル、必然的に口を閉じらざるを得ない!

中根:それがいいんです! 口を閉じれば、自然と鼻で呼吸するようになります。実は、口呼吸を続けていると顔がたるんでゆがんでくる可能性があります。なので、鼻呼吸を心がけていただきたいのですね。

 普段から歯と歯が当たりやすい方は、このスタイルが違和感なく、無意識に出来るようになるまでに1、2年はかかるかと思います。根気はいりますが、一度身に付けてしまえばとても楽ですよ!

りょ:食いしばるとかみ合わせが悪くなるどころか、頭痛や肩こりを引き起こしますし、歯もどんどんすり減っちゃうので、このスタイルは必ずや身につけとうございます!

中根:うんうん、そうしましょう! あと、歯の当たり方(特に奥歯)に左右差がある人は、食事をするときに片側だけでかむ傾向があります。

 それもまた頭がい骨のズレ・ゆがみを増大させる原因にもなりますので、かんでいて多少違和感があっても、なるべく顎をずらしてかまずに、まっすぐ動かすようにして両方で均等にかんであげることを意識しいただきたいのです。その際も口を閉じてしっかり味わって食べると良いですね。

 そして、舌をぐっと上あごに押しつけて飲み込みます。これが正しい咀嚼・嚥下です。そうすることで、クチャクチャと音をたてずに食べられます。

りょ:うわ〜正しい咀嚼と嚥下の方法があるんですね! いつもかみやすいほうの右側だけでかんじゃってました……。クチャクチャも気づかぬうちにやってたら、どぼじよう。これはレディとしては避けたいところですね。

中根:確かにそうですよね。それから食べ物の味をゆっくりと味わうように食べると、自然と咀嚼回数が増えるので、咀嚼筋と連動する顔の筋肉も鍛えられますよ! これは顔のたるみ予防にもつながるので、ぜひ意識されてみてください。

りょ:なんと、顔のたるみ予防にも! ゆっくり味わって食べれば、ダイエットにもなりそうですしね。いや〜早メシのガツガツ食いもあかんかったか! 歯をガチガチと酷使するわ、顔の筋肉も衰えるわ、これは気を付けないとますます悪化しますねぇ(泣)。

中根:でも、気づいたら、今から変えていけばいいんですよ! 「私、ズレてる、ゆがんでる、たるんでる、ダメだぁ」と気にし過ぎても、それはそれで不調の種になります。

 というのも、気にし過ぎる人の中には、顔のゆがみを直そうとばかりに、頬骨や顎の骨を強く押してしまう方もいます。顔にも多くの神経が張り巡らされているので、圧をかけすぎるとしびれや麻痺を起こす可能性があるんですね。

 それから歯のかみ合わせがズレていないか、常に上下の歯の当たりを確かめて、カチカチとチェックしてしまう人がいますが、これも歯に衝撃が加わりますので、良くありません。ゆがみを助長する行為というのはもうおわかりですよね。

 私自身は、あまり完璧を求めすぎず、大らかな気持ちでズレやゆがみと向き合い、日常生活に気を付けていただけたら、それで良いかなと思っています。

りょ:ホントそうですね。鏡を見て「あ〜1ミリゆがんどる!」とダメなところを見つけては嘆くのも、心と体が疲弊しそうです。

中根:その通りです。大切なのは、ダメな所ばかり追っていくネガティブ思考ではなく、たとえば気になるゆがみを10としたとき、7になっていれば改善しているわけで、その“良くなった所”を見ていくといいんですね。

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コメント: 2
  • #1

    (水曜日, 19 12月 2018 11:06)

    無意識ですが口元に力を入れてしまいます
    シワの原因にもなるし 耳が 詰まったような感覚にもなり 顎の体操しても改善されず。
    歯医者からは 顎のアーチが小さくて 舌が入るスペースが小さいと言われます

  • #2

    山崎 (水曜日, 19 12月 2018 11:46)

    性格のまじめな方やスポーツをやっていた方は無意識のうちに食いしばってしまう方が多いです。
    就寝中の食いしばりはマウスピースなどで対処をお願いします。
    起きているときに無意識で食いしばりをするときは気が付いたらベロを出して派の間に挟むなどをして食いしばりをできないようにしてみてください。
    私も気が付くと食いしばっているときがありますがベロを出して食いしばれないようにしています。