首のしわ対策の記事がありました。

首もとを見れば年齢が分かる……、そんな話を聞いたことはありませんか? 実は、首は顔よりもシワができやすい構造なのです。正しいお手入れで年齢を感じさせないエイジレスな首を目指しましょう!

 

 

なぜ首は年齢があらわれやすい?

「首のしわは他の人から見て老けてみえる」。

 

ある調査結果では7割の人がそう回答するなど、年齢を如実にあらわす首のシワ。実際、年齢を重ねるごとに首のシワも増えるということが分かっています。なぜ、首はシワができやすいのでしょうか?

皮膚は表面から「表皮」「真皮」「皮下組織」の三層構造をとっています。シワやたるみは主に真皮の構造の変化(コラーゲンの減少や衰え)によって起こるといわれています。

ただ、首は構造的に顔よりもシワやたるみが起こりやすいのです。なぜかというと、「靭帯」がないからです。

顔の皮膚には靭帯があり、真皮をグッと支えているのですが、首にはその靭帯がありません。

首には靭帯がない! © All About, Inc. 首には靭帯がない!

そのため、真皮の老化だけでなくその下の層の「皮下組織」の老化もダイレクトにシワやたるみに直結してしまうのです。

 

首のお手入れに特別なアイテムは必要?

答えはNO! 顔に使用しているスキンケアを首まで行うだけでOKです。顔のお手入れが終わった後、軽く上を向き、首の下からあごの先へ向かってやさしくなじませるだけ。

 

軽く上を向き、下から上へ優しくなじませます © All About, Inc. 軽く上を向き、下から上へ優しくなじませます

正面だけでなく、側面にもしっかりと塗布しましょう。首の後ろのうなじ部分に塗布する際は軽く下を向いて塗布しましょう。

首は顔の一部だと捉えることが大切です! もし、顔のお手入れに化粧水・乳液・クリームを使っているのであれば、すべて首にも塗布してしっかり保湿&エイジングケアをしましょう。

 

首のしわを防ぐには?

いちばん大切なことは紫外線対策をきちんとすること。紫外線はシミだけでなく、シワやたるみの原因にもなります。首は塗り忘れやすいパーツでもあるので、きちんと日焼け止めを塗りましょう。特に、あごの下やうなじは日焼け止めを塗り忘れやすいパーツなので気をつけましょう。

 

日焼け止めを塗り忘れやすいパーツをおさらい! © All About, Inc. 日焼け止めを塗り忘れやすいパーツをおさらい!

また、日々の姿勢も気をつけたいですね。特にスマホをよく使う人は要注意! スマホに夢中になってしまうと、首が縮こまりシワが刻み込まれてしまうことも。スマホを見るときは目の高さまで持ち上げて、首に負担をかけないようにしましょう!