顔筋リフトアップの記事がありました。

コロナ禍で外出の機会が減り、運動量が減って少し太ってしまったなんて方も多いのでは? ダイエットするにも、つらい運動や我慢はしたくないですよね。そこで、今回は手指を使って顔を刺激だけですっきり小顔になるトレーニングを教わりました。

顔のたるみ&地滑りが即改善!顔筋リフトアップ

シワやたるみ、むくみなどの老け顔の最大の原因は、「顔の骨のゆがみ」だといいます。顔面地滑りを食い止める朝晩5分のトレーニングを、スペシャリストに教えてもらいました。

 

●"顔面地滑りを食い止めるには

肌がたるんでシワがくっきり、二重あごなのに、まぶたや頬はくぼんで貧相に。まるで雪崩が発生したかのような顔面地滑りを食い止めたいなら「骨のケアが先決」と話すのは宝田先生。

「骨は老化とともに、もろく弱くなりやすいもの。だいたい40歳前後がその境い目ともいえます。同時に顔の筋肉もゆるみ出すため、顔のパーツが下へ下へと向かい、深いシワやたるみが生じてしまうというわけです。予防するためには、顔の筋肉を鍛えて骨の強化を図るのがいちばん。骨も筋肉も確実に老化しますが、使って鍛えれば何歳になってもいい状態を保てます。つまり、どんな人もシュッと引き締まってハリのある小顔になれるんです!」

先生自らをもってその効果を証明する宝田式メソッドは、リラックス効果もあるトレーニングを朝晩各5分行うだけ。使うのは自分の手指のみです。

「たっぷり深呼吸してリラックスしたあと、自分をほめながら行うと、効果てきめんですよ」

まずは顔面地滑り度をチェック

1個でも当てはまったら、すでに地滑りが始まっているのかも

気がつくとうつ向いていて猫背がち

一日じゅうスマホやパソコンを見ている

気がつくとマスクの中で口があいている

イスに座ると脚を開くか組みがち

腰痛に悩まされている

眉間にシワがよっている

いつも顔がむくみがち

ほうれい線がくっきりしている

首回りが老けて見える

肩がこりやすい

夜に15分実践するだけ!顔筋リフトアップトレーニング

今回ご紹介するのは、重力にあらがえず垂れ下がった「夜の顔のリセット術」。骨や筋肉の位置、動作の意味を意識しながら行うと効果アップにつながります。

ウォーミングアップトレーニングの基本は正しい深呼吸から

トレーニング前後は、1分に6回以下の深い呼吸で体内に酸素をたっぷり取り入れ、心身をリラックス。3階の窓を見上げるイメージで視線を上げ、胸をしっかりと開きましょう。

【正しい深呼吸のやり方】

1) 座骨を立てて座りかかとをひざの内側に

2) 舌を上あごにつけて目線を軽く上げる

3) 肺いっぱいに息を吸ってからおなかの空気を出しきるイメージで息を吐く

<夜>昼間に垂れた顔をリセット

1) 人さし指と中指を使い、優しくまぶたを揺らす。

目を閉じ、ピースサインをつくった人さし指と中指の腹を、眼がん窩か(眼球を囲む骨)の上縁に当て、まぶたをそっと左右に揺らす。力は入れすぎないよう注意

2) 人さし指と中指を使い、優しく目の下を揺らす

眼窩(眼球を囲む骨)の下縁に人さし指と中指の腹を当て、左右に軽く揺らす。目元は皮膚が薄いので、(1)(2)ともそっと触れる程度のソフトタッチで

3) 目と目の間をつまみ、顔を上下に引っぱる

片方の手の指先で目と目の間の鼻筋をつまみ、もう片方の手のひらはおでこに密着させる。眉間を伸ばすイメージで、それぞれ矢印の方向(上下)にゆっくり引っぱる。34回繰り返す

4) 小指で頬骨の下を押さえ息を吸って吐き出す

握りこぶしを両頬に当て、小指が鼻の左右の両端に当たるくらいの位置で押さえる。口の中で舌を上あごにつけて鼻から息を吸い込み、「ひー」と声に出しながら吸い込んだ息を吐ききる

5) 頬骨の真ん中を押さえ息を吸って吐き出す

中指と薬指の第二関節が鎖骨の真ん中に当たるくらいの位置で押さえる。口の中で舌を上あごにつけて鼻から息を吸い込み、「ふー」と声を出しながら、吸い込んだ息を吐ききる

6) 耳の手前の筋肉を押さえ息を吸って吐き出す

中指と薬指の第二関節が咬筋(歯を食いしばると動く筋肉)に当たるくらいの位置で押さえる。(4)(5)と同様にして息を吸い込み、「みー」と声に出しながら吸い込んだ息を吐ききる

妊娠中やその可能性がある方、持病のある方は事前に医師と相談してください。また、試してみて痛みや不調があるときは、すぐ中断してください