股関節の違和感の原因
股関節に違和感や痛みを感じるかたは、日常生活にその原因が潜んでいます。
座りっぱなし
座りっぱなしなどの同じ姿勢が続くと、股関節周りの筋肉が硬くなり、違和感を感じるようになります。
骨盤の歪み
片足に体重をかけるくせがあると、骨盤が左右にズレて股関節に負担が掛かり、違和感を感じます。
また加齢とともに関節の軟骨がすり減り、違和感を感じることもあります。この場合はそのままにしておくと、変形性股関節症などに進行する恐れもあるので、病院に受診する必要があります。
股関節の違和感から起こる不調
違和感を放っておくと、経過とともに様々な不調が引き起こされる場合があります。
痛み
違和感が徐々に痛みに変わり、歩行や日常生活に支障をきたします。
可動域の制限
股関節の柔軟性が失われ、脚を動かせる範囲が狭まり、しゃがんだり階段を登ったり、脚を広げるなどの動きに制限がかかります。
膝や腰への負担や痛み
股関節の違和感からの不自然な姿勢や歩行が、他の関節に負担をかけ、痛みを引き起こします。
筋力低下
股関節の違和感をかばうことて運動量が減り、股関節周りの筋肉量がへってしまい筋力の低下を引き起こします。
これらの不調を引き起こさないためにも、違和感を感じたらそのままにせず、硬くなっている筋肉をほぐすのが大切です。
内ももを伸ばして股関節を開くストレッチは、股関節の動きに関わる、ももの内側につく内転筋群の柔軟性を高めてくれます。ももの内側を伸ばして、違和感には早めの対処で、快適な毎日を送りましょう!
股関節ストレッチ
1)両足を開いてしゃがみ、つま先と膝を45度位に開き、両手を前について安定させる。
2)息を吸って背中を伸ばし、息を吐きながら右後ろへ振り返る。
3)膝が内側に倒れないように腕で膝を外に開き、左右交互に5回ずつ繰り返す。
コメントをお書きください