座った姿勢が続くと、硬直したもも裏とお尻に引っぱられて骨盤が後傾し、たれ尻になってしまいます。そこで、デスクワークの途中にもできる「簡単ストレッチ」と毎日の美尻習慣を、ボディワーカー・森拓郎さんに教えてもらいました。さらに、ヒップのたるみを防ぐアイテムを下着美容研究家・湯浅美和子さんが紹介します。
左右各30秒でできる!「座ったまま脚伸ばし」
座ったままできるストレッチなら、気分もリフレッシュ。四角い洋ナシお尻をプリプリ桃尻にしましょう。
●1:イスに座って片脚を伸ばす
イスに浅く座って骨盤を立て、ひざを90度ぐらいに曲げて足を床につける。片脚をまっすぐ伸ばし、かかとを床につける。
●2:骨盤を前に倒す
尾てい骨を後ろに見せるようなつもりで背筋を伸ばしたまま骨盤ごと前に倒し、伸ばした脚の裏側の伸びを感じる。30秒キープし、1~2を反対側も同様に行う。
●NGポイント
深く前に倒れようとして腰や背中が丸まるのはNG。倒れる角度は少しでいいので骨盤から背中はまっすぐに。
●ときどき体をチェックする習慣をつけて!
たるまない体は、継続が大事。
「気がついたときに鏡の前で、全身のたるみチェックを行うことを習慣に。自分の体に敏感になることが継続につながり、たるまない体をキープできます」(森 拓郎さん、以下同)
日常的に意識できる「たるまない習慣」
ここからは、毎日のちょっとしたすき間タイムにできる美尻習慣と、おすすめアイテムを紹介します。
●1日のうち1時間は立つことを意識
デスクワーク中心の人も、ときどき立ち上がって動いたり、買い物に歩いて行くなど、1日合計1時間は立つことを意識して。
「同じ姿勢が続くと筋肉がこり固まり、たるみやすくなります」
●大股歩きではダメ!階段は1段飛ばしで
運動しなきゃと思って急に大股歩きをすると、股関節は動かないまま骨盤がぶれて、姿勢が悪化することも。
「おすすめは階段1段飛ばし。股関節の動きがよくなり、ヒップアップ効果が」
ガードルの力を借りて脂肪のなだれを阻止
「ガードルを上手に使うと、脂肪がなだれをおこさず、ヒップのたるみを防げます」と語るのは、下着美容研究家の湯浅美和子さん。ポイントはきつくないガードルを選ぶこと。
「1か所でもきゅうくつに感じたらサイズを上げて」(湯浅さん)
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